こちらで京のぶぶ漬けプランが始まりました。
京都マルシェでも一緒だった五条新宮川町の佃煮屋さん「津乃吉」さんのお米と佃煮、
そして山本園茶舗の煎茶・山本園を使って自分でお茶漬けを作ってしまおうというプラン!
昔の京都の日常が体感できるええ企画やと思います。
京都へのご旅行の際は是非一度お試しください。
お茶漬けは奥の深いもんやと思います。
個人的に一番好きなのは壬生菜などの青い葉の漬物に宇治の煎茶の茶漬け。
宇治茶の特徴(これが深蒸し茶やとちょっと違う気がします)に良く合った食事の締めには
最高のさっぱりさ加減の茶漬けやと思います。さらさらっとね。
また魚との相性、例えば鯛茶漬けですが良く料亭に行くと鯛茶漬けって出汁はるところが
多いです。でもしっかり濃いめに出した熱い煎茶を醤油・みりんに一夜漬けした鯛(ほかの
魚でもいいんですが)の上にかけるとそれがそのままええ出汁になります。
鮒鮨をアツアツご飯に乗せて蔵出し新茶を濃いめに淹れたやつをかけるとあの臭い匂いが
消え、得も言われぬ最高の茶漬けになるとかね。(漫画のおせんにもあったね)
かのように本当の宇治茶の良い部分が茶漬けによってわかるのではとも思うのです。
むかしながらの宇治の煎茶はとても綺麗な山吹色をしています。
それに透き通った水色ですが熱いお湯
で出せばしっかり力強い苦みも甘みも味わえます。
是非、色々な漬物や具でお好みのお茶漬けを見つけてみてください。
書いてたら食べたくなったのでかぶらのお漬物と新米の御茶漬け |